財務書類と首長のバランスシート

このバランスシートは公会計研究所吉田寛先生の著書を参考に作成しています。

私が所属する地方の議員連盟で学んだ「首長のバランスシート」を小松島市に落とし込みました。

28年度から公会計の形が変更したため、28年度から令和2年度までの小松島市の財務諸表をエクセル計算シートに落とし込み、「市民一人当たりの将来の税金」を割り出しました。


割り出し方の考えとして、固定資産(土地や建物など)はそもそも市民の財産という考え方で計算には含まず、資産の部では「流動資産」と「投資その他の資産」から、負債の部は「流動負債」「固定負債」から数値を抽出します。負債の合計から資産の合計の差を、人口で割ることで導き出します。



大変シンプルで、わかりやすい「首長のバランスシート」ですが、これに基づくと、小松島市長の財政運営は新しく就任された年に、将来の税金を減らしており、将来世代へのツケを減らした財政運営であったといえます。

 ただ、これは、あくまで市民の皆さんが行政サービスに満足されていれば、よい経営と言えますが、満足されていないのであれば、一概には良い経営とは言えないものです。一つの見方ということでご参考にしていただければと思います。


令和2年度 将来の税金は 415,429円


皆さんはこの数字をどう考えられますか?


徳島県小松島市議会議員 南部とおる

12歳、母が植物状態に。 以降、父子家庭状態で母の介護を15年。 25歳、父が余命宣告を受ける。 ドナーとして父と生体肝移植を行い、肝臓の2/3と胆のうを提供。 地域の皆様に支えてもらえたからこそ「今」がある 感謝を胸に、小松島を元気にする活動を始める 〜子どもたちに誇れるコマツシマを〜 小松島市議会議員 南部とおる

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